履歴書の作り方①【ビジネス講座】

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越東口です。

本日は10月3日(木)に開催いたしました、『ビジネス講座:履歴書の作り方①』をご紹介します。


応募書類について

◆応募書類
・履歴書:自分を知ってもらうプロフィール書類
・職務経歴書:これまでの経験、スキルをアピールする書類
・送付状、添え状:応募書類を郵送する際に同封する書類
・障害特性:障害者雇用枠に応募する際に使用する書類

💡履歴書と職務経歴書の違いとは?
〈履歴書〉
必須事項
・氏名、連絡先、学歴/職務経歴
任意事項
・所有資格、志望動機、希望欄等

〈職務経歴書〉
主な記載項目
・職務概要(今までの職務経歴全体を簡潔にまとめた文章)、職務経歴、資格・スキル、自己PR

◆履歴書を作るコツ
①時間に余裕をもって作成する
急いで書くと記入ミスも多くなる傾向があります。提出前ギリギリではなく時間に余裕をもって作成するよう心掛けましょう。

②必ず見直しをする
履歴書の記入にミスがあると、採用担当者に「仕事でもミスをしそう」という印象を与えてしまう為、作成後は必ず目を通しチェックをしましょう。また、作成直後ではなく、時間を空けてから見直しを行うことで冷静に書類を見ることができ、直後に気付くことができなかったミスを見つけることができるかもしれません。良かったら試してみてくださいね♪

◆NG例
①鉛筆・シャープペンシル、消せるボールペン、修正液の使用はNG(手書きの場合)
・履歴書の記入には黒色のペンかボールペンを使用し、インクかすれやにじみにも注意する。
・書き間違えた場合、面倒でも最初から書き直す。

②誤字・脱字・略字はNG
・たくさんの履歴書を見ている採用担当者は、小さな誤字・脱字でもすぐに気が付くため、しっかり確認作業をしましょう。

③古い履歴書の使いまわしはNG
・日付が古いままになっている履歴書は印象が良くないため、面倒でも新しい履歴書作成する。

履歴書の基本的な書きかた

◆日付
・提出日か前日の日付を記入(郵送の場合は投函日)→面接に持っていく場合は当日の日付を記入
・履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一

◆写真
・サイズは横2.4〜3cm、縦3.6〜4cm
・3ヶ月以内に撮影したもの
・カラーで正面から撮影され、胸から上が写っているもの
・好印象を与える表情、服装に気を配る
・万一剥がれた場合に備え、写真の裏には名前を記入
・書き損じた時の為に、写真は最後に貼る(手書きの場合)

◆氏名
・姓と名にスペースを空けて読みやすくする
・ふりがなは履歴書の書き方に合わせる(「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで記入)

◆住所
・都道府県から省略せずに記入
・郵便番号、マンション名、ふりがななども忘れずに記入
・「連絡先」欄は現住所と異なる場合のみ記入

◆電話番号
・自宅に固定電話がない場合は、携帯電話のみでOK
・日中連絡がつきやすい番号を記入

◆メールアドレス
・スマートフォンや外部のパソコンでも迅速な確認ができるように、フリーアドレス(Google、Yahoo、Outlook等)を取得して記入

◆学歴
・高校、専門学校などから記入(義務教育については書かなくても良い)
・学部・学科・コース名などを記入し、応募職種で生かせる専攻・研究テーマはさらに詳細に記入
・学校名は、略さず正式名称で記入し、「高校」ではなく「高等学校」と記入
・学校名が変更になった場合は「◯◯大学◯◯学部◯◯学科(現△△大学)」と記入

◆職歴
・時系列に記入し、会社名は略さず正式名称で記入
・異動などで部署が変わっている場合、その部署名・異動年月を記入
・企業の合併・買収などで社名が変わった場合は、○○株式会社(現△△株式会社)と記入
・現職の企業の退職日が決まっている場合は「令和〇年 〇月〇日 株式会社○○○○ 退職予定」と記入

◆退職理由
・「一身上の都合により退職」:自己都合退職(退職願(届)を出して辞めた)場合
・「契約満了のため退職」  :期間契約で働く人が契約満了で退職の場合
・「会社都合により退職」  :会社側から労働契約を解約されて退職した場合

◆資格、免許
・最初に免許を書き、次に資格を記入(①業務に関連するもの、②現在習得のために勉強中のもの)
・取得時から資格の名称が変わっている場合、取得時の資格名を記入
・履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)表記かを統一

◆趣味、特技
・趣味や特技から話が弾むこともあるので、空欄にせず、単に興味があるものでも記入する
・趣味が多いことで趣味を優先する応募者だと受け取られる可能性もあるので、絞り込んで記入する

◆本人希望欄
・待遇面などについては原則、「貴社の規定に従います」と記入
・複数職種を募集している企業の場合、希望職種を書いておく
・勤務時間の制限などがある場合は、現在態勢を整えるべく努力しているなど、加筆して仕事の意欲を示す

◆通勤時間
・基本的に通常90分以内が通勤圏内だと考える
・片道90分超で転居が可能な場合や遠隔地からの応募の場合には、本人希望欄に「内定後速やかに転居可能」など簡潔に記入し意欲を示す

◆配偶者の有無
・家族手当など、待遇面に影響することがあるので現在の状況を正直に記入

障害についての書き方

◆記載する項目
・障害名(診断名)、障害者手帳の種類と等級、手帳取得日、障害の現状を書く。
・通院しているのであれば通院の程度や利用している支援機関なども書いておく

◆障害の現状
・今現在の体調や業務をする上での課題とその課題に対する工夫、得意・不得意な業務などを記載
・働いていない場合は、生活状況を書く

◆配慮してもらい点
・(例)「うつ病のため悩みを抱えやすいので、定期的に声かけをしてもらえると業務効率を落とさずに仕事に 取り組むことができます」のように、「〇〇してもらえれば〇〇ができる」といった前向きな内容の文章にする

ポイント!

企業の採用担当者は「この人を採用したらどんな仕事をお願いできるのか」「どんな配慮が必要なのか」と考えながら選考を進めています。
自分の障害や特性について理解をした上で就労や生活の工夫に繋げていることが伝われば、「この人は自己管理がしっかりできる」という評価につなげることがでるでしょう。職場に障害を開示して働くの際はしっかり自身の言葉で伝える練習をしておきましょう!

まとめ

就労移行支援事業所リンクス川越では、訓練や講座等を通じて応募書類の作成について学ぶことができます。
就職したいけど書類作成に自信がない、また不安な方もいらっしゃるかと思います。支援員がサポートしながら作成できますので、安心して面接を受けることができます♪
ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、スキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

また、今回第1弾として履歴書の作り方をお伝えしましたが、第2弾では応募書類の渡し方や履歴書のチェック項目についても配信予定です。次回もお楽しみに!
URL:『ビジネス講座:履歴書の作り方②』

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