就労移行支援事業所リンクス川越西口です♪
今回のブログでは11/3(火)に開催した講座『ストレスマネジメント⑨〜ソーシャルサポートと社会資源〜』についてご紹介していきます。
これまでのストレスマネジメント講座では、ストレスの基礎知識や健康への影響、メンタルヘルス不調から、ストレスを予防・対処するための具体的な方法について紹介していきます。最終回となる今回の講座ではソーシャルサポートと社会資源をテーマに講座を開催しました。ソーシャルサポートとは
ソーシャルサポートとは、ストレスの軽減を目的としたサポートのことです。家族や医療従事者がサポートの代表例として挙げられます。
ストレスを解消していくうえで、睡眠や運動、趣味、相談を通して自己対処をしていくことは必要なことです。とくに就労の場においては体調管理と同じくらい重要なスキルの一つとなるでしょう。
しかし、ストレスと向き合ううえで自己対処だけでは限界もあります。
そのためにも自己対処もしつつ、ソーシャルサポートを形成していくことがストレスを軽減させるにあたり必要です。
サポートは全くないよりもあった方が心強いと思います。ただ、サポートを増やし、形成していくうえでは自分がどのようなサポートを必要としているのかを知ることが大切です。講座で解説した4つのサポートについて紹介します。本ブログの解説では、サポートのイメージが取りやすいようにする為、対象者を休職者の方として例に、どのようなサポート例があるかも合わせて記載したいと思います。情報的サポート
相手が欲する情報を共有することを主としたサポートです。
あくまで情報提供が目的なので、情報提供後の行動については相手側に委ねることになります。具体的なサポート例として、医療費負担が増える休職者に対して自立支援医療の制度を共有するといったものがあげられます。
道具的サポート
相手が抱える問題に対する解決技法を伝えたり、仕事のやり方を教えたりすることが主なサポートです。
具体的なサポート例として、休職者に対して自立支援医療の手続きの流れを教えたりすることや会社の労務担当者が可能な範囲で書類作成のサポートをしたりすることがあげられます。
情緒的サポート
相手の悩みや困りごとに対して耳を傾け、受け止め、寄り添うサポートです。
具体的なサポート例として、休職した社員の職場復帰における不安や悩みを上司が面談で傾聴するといったものがあげられます。
評価的サポート
相手に対して適切な評価とフィードバックをすることを主とするサポートです。
具体的なサポート例として、休職中の社員に対する定期面談において本人の生活状況や体調を確認し、職場復帰に向けた回復の進み具合を評価することが挙げられます。
休職中の方の場合、4つのサポートをバランスよく受けられることで、復職につながりやすくなるでしょう。
一方で、4つのサポートには注意点があります。4つのサポート全てを使うと良いケースもありますが、状況や体調によって適切なサポートを選択することや提供することが大切です。
情報的サポートや道具的サポートは、与えすぎると、人によっては自分で解決する力が育ちにくくなる恐れがあります。
評価的サポートや情緒的サポートは伝えるタイミングによってマイナス面に働く可能性がある為、注意が必要です。今の自分に必要なサポートを考えるには、そのときの困りごとや悩みを少しでも言葉にしてみることが助けになります。
言語化の方法は人それぞれで、人によっては他者と話しながらできる場合もあれば、ジャーナリングといって紙やスマートフォンなどの電子機器に文字を出力していくことでしやすいケースもあるので、自分にあった方法で言語化を試みてみましょう。
まとめ
今回の講座ではソーシャルサポートと社会資源(支援機関など)をテーマに、解説から個人ワークを通して自分にとってのサポートは何か、必要としたいサポートは何かを参加された利用者さんに考えていただきました。解説では過剰適応についても取り上げています。
過剰適応とは、心も体も無理をしてまで頑張りすぎてしまう傾向のことです。今の自分に必要なサポートを考えるには、そのときの困りごとや悩みを少しでも言葉にしてみることが助けになります。
就労面では新しい環境であるほど、「早く馴染まなければいけない」「仕事をもっと覚えなければいけない」と焦りがあったり不安を抱いたりするケースがあるのではないでしょうか。もちろん、周りと協力しながら仕事をするうえでは馴染むことも大切ですし、仕事を覚えることで貢献もしやすくなるかと思います。
ただ、自身のストレスの許容量やタスクの許容量を見誤ってしまうとどこかのタイミングで心と体にダメージがきてしまうでしょう。
自身の許容量を確認しつつ、自己対処とソーシャルサポートのバランスを取ることで、安定した日常生活や就労継続に繋がります。この講座とブログが、ストレスやソーシャルサポートについて考えるきっかけになれば幸いです。
リンクス川越西口では定期的な講座やグループワークを実施しています。
見学や体験の方の参加も大歓迎です!ぜひお気軽にお問い合わせください♪




